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沖縄県産コーヒーの可能性

コーヒーの花(ジャスミンのような甘い香りがします)

コーヒーの花と実

written by KJ

皆さんは沖縄県産のコーヒーを飲んだことがありますか?

最近ではTOKIOがアンバサダーを務めるネスカフェの

「沖縄コーヒー プロジェクト」でメディアで紹介されるなど

年々注目度が高まってきました。

あの元サッカー日本代表の高原直泰さんもこの取り組みに参画していて

沖縄の高齢化に伴い増加してきた耕作放棄地を

大規模なコーヒー農園化し沖縄の産業化を推進していくという目標があるようです。


一方で現在小規模ながら県内でコーヒー農園を営んでいる方々には

依然として厳しい状況は続いているという

私の友人は夫婦でコーヒー農園をしていて

そこで採れた豆を自家焙煎し、コーヒースタンド(店舗)で直接提供している。

一見サイクルが成立しているようにみえるが、お店を出すまでに5年以上

豆の栽培から始まり、収穫、豆の脱穀、焙煎に至るまで

試行錯誤の日々が今も続いてるという

まず、農作物としてコーヒーが認知されていない点

耕作地を得るにも、設備を揃えるにしても

これは銀行から融資を受けるには、かなりハードルが高いそうです。

収穫まで5年という歳月を要するのも難しくしているのかもしれません

そして沖縄の台風など自然との闘い...

今、日本でコーヒー(豆・飲料)を作っているのは大手飲料メーカーであって

個人生産できる設備などほとんど取り扱いが無い

友人も中国製の脱穀機を自分でカスタマイズして

コーヒー豆の皮をむいているそうだ。

こうしてできた沖縄産コーヒーは1杯1500円以上するような価格になり

今のままではただの高級な趣向品にしかなりません。

一般的なカフェだったり、自家焙煎のコーヒー屋さんでもなかなか届かない金額ですね


冒頭のプロジェクトが気運に乗れば

沖縄コーヒーの生産量が増え、県内外の需要と消費が拡大していくと

もっとリーズナブルな価格で、静岡の緑茶まではいかないものの

ブランド化していける可能性も秘めていると思います。


友人夫婦が見せてくれた沖縄産コーヒーの可能性は

プロジェクトに飲み込まれるようなものでもなく

純粋に「地産地消」の「美味しいコーヒーを飲める店」として

地域に根ざし、コーヒー豆を通じて広がる輪を大事にしていく

そういう居心地の良い空間と味を

楽しみたいなと思っているのも本音です。


興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください

「DELIGHT FARM COFFEE STAND」

沖縄県うるま市仲嶺732-1

※マイボトル・マイカップ持参必須です。SDG`sですね

※夏場、冬場で営業時間変わります。Google検索でヒットします。



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