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ワンタイムだけで使える便利な「使い捨てクレジットカード」をご存じですか︖

ネット決済、セキュリティ対策は万全でしょうか︖

 最近、注目を集めているのが「使い捨てクレジットカード(バーチャルカード)」という仕組みです。

たった一度しか使えないカード番号を、スマホアプリなどで発行。

使い切った瞬間に無効化されるため、仮にその番号が漏れても、不正利用のリスクは実質ゼロ。

特に初めて取引する相手先や、海外のEC サイトでの仕入れ・備品購入など、信用判断が難しい場面で非常に効果的です。

たとえば「Revolut」などのサービスを使えば、会社のクレジットカードにチャージするだけで、使い捨て番号を簡単に生成できます。経費精算の透明性にもつながり、社内のカード管理にも一役買います。


止まらないクレジットカード情報漏洩!


知らない間に漏れてた!

2024 年、日本国内で発生したクレジットカード不正利用の被害総額は555 億円にのぼりました。その大半が、偽の決済画面や改ざんされたEC サイトから情報が盗まれたケースです。

多くの企業が「大手のEC サイトだから安心だと思っていた」と話します。

ですが攻撃者は、本物そっくりの画面や動線を用いて、気づかれずに情報を抜き取るのです。

これはもはや、個人だけの話ではありません。法人カードや役員用カードも例外ではないのです。


「本物」に見せかけて、情報を盗むECサイトの罠

一見、正規のEC サイトに見えても、実は裏で情報が盗まれている。

そんな改ざん被害が増えています。攻撃者は決済画面を本物そっくりに偽装し、利用者に気づかれずクレジットカード情報を抜き取ります。EC サイトの改ざんによる搾取手口は主に2 つあり、どちらも利用者には判別が難しく、安心感につけ込んだ非常に悪質な手法です。

◆フォームジャッキング

正規の決済画面に見せかけて、入力情報を攻撃者のサーバーにも送信させる手法。


◆偽の決済画面への転送

購入手続き中に偽の決済画面へ誘導し、カード情報を盗む手法。


ガイドラインでは防ぎきれない、残念な現実

技術が進んでも、100% の安全はない。


カード会社やEC サイト事業者も、ガイドラインに沿ってセキュリティを強化しています。

多要素認証、通信暗号化、脆弱性チェックなど、できることは増えました。

しかしながら、攻撃者の手口はさらに一歩先を行っています。

残念ですが、「対策しているから安心」と言い切れないのが今のサイバー犯罪の現実です。


手口A:ECサイトの改ざんによる情報搾取

攻撃者はEC サイトの脆弱性を突き、サイト内のデータベースや決済ページを改ざんします。これにより、ユーザーが入力したクレジットカード情報や個人情報が、攻撃者の手に渡ります。多くの場合、気づかれないまま長期間にわたり情報が盗まれるケースもあります。


手口B:フィッシング詐欺による情報搾取

クレジットカード会社や銀行、ショッピングサイトを装ったメールやSMS を送信し、受信者を偽のWeb サイトへ誘導します。

そのサイトは本物と見分けがつかないほど精巧に作られており、入力されたカード情報やアカウント情報が盗まれます。これにより、カードの不正利用や個人情報の売買が行われます。


手口C:クレジットマスター攻撃

カード番号の規則性を悪用し、自動プログラムで有効な番号を機械的に生成する手法です。

生成した番号を複数のEC サイトで試行し、使用可能なカードを特定して不正購入に利用します。

攻撃者は、大量の試行を短時間で行うため、検知されにくい場合があります。


手口D:ダークWebでのクレジットカード情報売買

盗まれたクレジットカード情報は、ダークWeb 上で1 件あたり1500~2000 円で取引されていると言われます。

攻撃者は大量のカード情報を売買し、数千万円規模の利益を得ることもあります。

購入者はその情報を使って商品を購入し、さらに転売することで現金化します。


クレジットカードの不正利用の被害に遭わないためにも利用者はどうすべきか︖

日頃の少しの工夫で被害を防ぐことができます。


1.利用明細の定期的な確認

クレジットカードの利用明細は、毎月しっかり確認しましょう。万が一不正利用があっても、カード会社が定める期間内に報告すれば、被害は補償される場合が多いです。

また、利用時にSMS やメールで通知が届くカードを使うと、すぐに異変に気づけて安心です。


2.不要なカードは解約する

使っていないクレジットカードがあるなら、解約も検討しましょう。

情報漏洩のリスクを減らせるだけでなく、管理もシンプルになります。


3.二段階認証などの設定を徹底

EC サイトのパスワードを使い回さないことが重要です。同じパスワードを複数のサイトで使っていると、一箇所の漏洩が他のサービスにも影響します。

また、EC サイト側で二段階認証が設定できる場合は、必ず有効にしておきましょう。これだけでもセキュリティが格段に上がります。


「使い捨てクレジットカード(バーチャルカード)」も有効的!

「使い捨てクレジットカード(バーチャルカード)」とは、その名の通り一度きりしか使えないクレジットカード番号を発行する決済手段です。多くはスマートフォンのアプリを通じて、ユーザー自身が必要なタイミングでカード番号を即時発行でき、利用後は自動的に無効化されます。

この仕組みの最大のメリットは、「番号が漏れても、再利用されない」という点です。たとえば、従業員が備品購入で海外サイトを利用する際や、一時的なサブスクリプション登録など、「情報漏洩リスクを抱えたくない場面」に最適です。

また、Revolut のようなチャージ式のサービスでは、法人用の支出管理ツールとしても活用でき、用途ごとに使い捨てカードを発行すれば、部署や担当者単位での支出管理や不正抑止にもつながります。

経理処理を簡素化しながら、セキュリティも強化できるこの仕組みは、今後の法人カード運用において大きな武器になるでしょう。


P.S

検索サイトで「使い捨てクレジットカード」と検索すれば、サービス提供しているカード会社が結構みつかりますよ!

 
 
 

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