クラウドVPNサービス HanjaVPNとは?
HanjaVPN とは、インターネットに接続されている世界中の任意のパソコンにUSBキーを挿すだけで、インターネットを通じて離れた場所のPCとデータを共有したりリモート操作することを可能にするアプリケーションです。必要なサーバー、アプリケーション等は弊社側で管理しておりますので、ご利用者様は任意のパソコンにUSBキーを挿すだけでVPNが利用できます。
機器不要のVPN接続を実現
センターサーバーにはHanjaVPNの常駐型ソフトウェアをインストールし、クライアント側にはUSBを挿すだけでVPNセッションを確立可能です。
HanjaVPNの接続概要
①. VPNリンクサーバーで認証キーを作成し、クライアントがアクセスする環境を設定します。
②. クライアント(PC)はVPNサーバーに接続するために、VPNクライアントプログラムとサーバー側で作成したクライアントキーをインストールした弊社専用USBキーを使用し、認証を行います。 正常な認証を受けるとサーバーから自動的に同仮想IP(10.x.x.x,10.x.x.x ...) が一つ割り当られます。 この時、クライアント側とサーバ側でユーザー認証キーが一致しないとアクセスは出来ません。
上記の過程を正常に経る事により2つのノード間にネットワークが確立され、Tunneling暗号化送信が可能となります。
VPNサーバーに接続されているクライアント同士のデータ送受信時も、VPN サーバーを通じてデータが圧縮, 暗号化されますので安全に送受信する事が出来ます。
NATやFWなどのネットワーク障壁を越えた通信を実現
従来のネットワーク環境では、ファイアウォールやルーターのNATなどによりグローバルIPアドレスを持ったパソコンでないとネットワーク上からのVPNアクセスに制限がありました。
HanjaVPNは、こうした制限を解決しNAT、ファイアウォール配下からSSLトンネリングすることによりネットワーク接続ができる技術です。
インターネットの上に仮想的なもう1つのネットワークを架設することにより、エンド・ツー・エンドの通信を可能にし、機器間でのダイレクト・アクセス環境を提供いたします。
導入が簡単、セキュアな接続
☑インストールが容易・導入が簡単
既設のルータやファイアウォールの設定変更が不要です。また、会社拠点毎にVPN専用装置を設置する必要がありません。
社内の特定パソコンにUSBを差し込むとランチャーが立ち上がりますのでそれを実行するだけでVPN接続を開始することができます。
☑セキュアな経路を確保
端末とゲートウェイ間の通信は、128bit SSLにより暗号化されるため安全な通信を確立できますので通信データの盗聴など不正な監視から守られます。
☑なりすまし対策
USBキーには、デジタル証明書インストールしており、その固有の証明書を接続認証に用いているため、「なりすまし」による社内外からのアクセスを防止できます。
☑ NAT越えファイアウォール越えが簡単にできる
サーバを中心とするトンネリング接続と、HanjaVPN専用IPによってNAT配下の端末へダイレクトに接続することが可能となります。また、通信プロトコルに依存しないため、様々なアプリケーションでNAT越えを実現することができます。
☑情報漏洩も心配不要
USB キーを挿して利用する手元PCには、アクセスした社内PCの画面データのみが転送されます。このため、利用したファイルやメールなどの情報が手元PCに残 らず情報漏洩を防止できる他、ファイルやメールの二重管理の手間が削減できます。また、アクセスした社内PCがウイルスに汚染されることもありません。
☑データセンターにて運用(安心安全接続)
お客様ご自身でサーバー設備などを用意する必要がなく、安価でVPNを構築することができます。また、設備はデータセンターにて24時間安定運用しております。
利用料金について
★動作環境
HanjaVPNは、以下の環境で利用することができます。
対応OS
Windows 8 Windows 10 Windows 11 Windows Server 2016 Windows Server 2019 Linux / android
サービス価格----------------------------------------------------------
初期費用 : 5,000円
月額費用(お申し込み当月は無料)
HanjaVPN 基本サービス(5アカウント付) : 4,000円/月
追加5アカウント : 3,750円/月
追加10アカウント : 7,200円/月
追加20アカウント : 14,000円/月
※追加USBタイプ1アカウント : 1,000円/初期 800円/月
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こんな利用方法
ファイル共有
離れた拠点間でパソコン同士のファイル共有ができます。
フレッツ・グループなどに加入しなくともプロバイダーフリーでパソコン間のファイル共有ができます。
本社・支店間をVPN接続することによりファイルの共有、一元管理をすることも可能です。
(ファイルサーバーの拠点間共有利用等)
また、建築関係の場合、一時的に加入することにより図面の共有や工程状況などを共有することも可能となります。
リモートデスクトップ接続
Windowsのリモートデスクトップを利用することにより離れた別のネットワークのパソコンをリモートで操作することができます。
例えば、会社のパソコンを外出先や自宅などからリモートアクセスし業務などを行う事ができます。
アクセスするパソコン側にはアプリケーションソフトが入っていなくてもリモートで操作しますので問題なく、またデータもリモート側にしかないため、外部にコピー・ダウンロードする事はないのでセキュリティ的にも安心です。
バックアップミラーリング
社内サーバーとHanjaセキュアファイルサーバーをリアルタイム同期のミラーリング設定を行うことによりデータのリアルタイムでのバックアップが可能となります。
このことにより万が一のトラブルや火災などによるデータの消滅を防ぎます。
また、インフルエンザ・パンデミック等による事業所閉鎖においても他の場所ですぐに事業が再開できます。
リモートメンテナンス
社内のサーバーやネットワーク機器のメンテナンスや障害対応などを、社外からVPN接続でアクセスすることにより 社内にいなくとも対応することができます。
また、クライアント様の保守などにHanjaVPNを導入することにより安全に遠隔保守することができます。
在宅勤務
自宅からVPN経由で会社のパソコンにアクセスしそのパソコンをリモート経由で実行することにより、あたかも社内でパソコンを操作しているかのようになりますので、会社に出社しなくともパソコン作業ができます。
(WEB作成会社や、印刷会社のデザイン担当者、システム開発者などはHanjaVPNを使うことにより在宅勤務することが可能となります。)
先生の持ち帰り業務を支援
個人情報保護の観点から学校の先生方の業務はデータを外部に持ち出すことは困難となっております。
そのため自宅で残りの業務などをすることが原則できません。HanjaVPNを使いリモートデスクトップで学校内のパソコンにアクセスすれば、実行されるのは学校側のパソコンであるため先生方の自宅のパソコンにはデータが保存されず、あたかも学校の端末で作業を行っているようなことが可能です。
そうすることにより、情報を外部に持ち出すことなく自宅でゆっくり業務をすることができます。
バックアップ ミラーリングソリューション
【ビジネスデータを守る】
サーバーが突然不調になったときや不注意で操作を誤った場合、重要なデータを失ってしまわないためには、バックアップが必要です。あなたの重要なビジネスデータを守るバックアップの方法として「Hanjaバックアップミラーリングソリューション」をお奨めいたします。
サーバーのバックアップとしては、通常外部記憶装置(DATや外付けハードディスク等)にバックアップをされている方がほとんどだと思われます。たしかにサーバーがなんらかの問題で障害は発生したとしても別媒体にデータを保存バックアップしてあれば、大切なデータは守られます。
しかし、社内に設置してあるサーバーやバックアップ装置自体がなんらかの災害や事故などの予期せぬ出来事の発生ですべて消えてしまったのであればどうでしょうか?重要なデータが復旧できず、オフィスは別場所で事業が再開できますが大切なデータがなければ事業継続は難しいと言えるでしょう。
その問題を回避する方法として物理的に離れた場所にデータを保存・保管しておき予期せぬ出来事が発生したとしても別の場所でスムーズに事業が開始できるようにBCP(事業継続計画)を立てておくことが重要です。
「 Hanjaバックアップミラーリングソリューション」は、お客様のデータを「HanjaVPN」を使って暗号化された安全な経路通してデータセンターに設置してあるファイルサーバーにバックアップ、ミラーリングを行うサービスです。
【ビジネスデータを守る】
SSLデータ暗号化通信での遠隔地(データセンター)へデータバックアップ