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たこ足配線にしていいモノとダメなモノとは

Written by 新人社員


みなさんのご自宅にある電化製品を含めコンセントを使用している機器はいくつありますか?

少なくとも、冷蔵庫・炊飯器・テレビなど様々な生活におけるものが多いのではないでしょうか。


今回は、そのコンセントについて記事にしていこうかと思います。


みなさんのご自宅にあるコンセントは数に限りがありますよね。

私もコンセントの数と、コンセントを使用する機器が足りない為、たこ足を使用しています。


しかしながら、たこ足配線は危ないとよく耳にしませんか?

その危ないと言われる理由をご説明します。








コンセント一つの差込口に対して、

許容電流は15A

電圧は100Vになります。


では、15Aという値はどのくらい使用することが出来るのでしょうか。



一般的に家庭で使用されているものの中で電流を使うものは


ドライヤー・電子レンジ・エアコンが特に電流が大きいです。


メーカーにもよりますが、それぞれ12Aほど使用します。

という事は、ほとんどコンセント1つ分というわけです。



これらに関して、言えることは熱を放つもの又は熱を生み出すものは比較的電化製品の中でも

電流を多く使用するという事です。

上記以外にも、炊飯器・ドラム式洗濯乾燥機なども挙げられます。



では、これらを踏まえたうえで次に進みます。


自宅にある電気に関してはコンセントで管理はしていません。室内のブレーカーで基本的に管理されます。


よく雷などでブレーカーが落ちた!!といわれるところです。


ブレーカーから宅内のコンセントへ電気は流れていきます。


しかし、ブレーカーからコンセントに対しての回路の定格電流は20Aですので、

ぶっちゃけてしまうとコンセントから20A流れるという事になります。


しかし!!!

先ほども伝えましたがコンセントは15Aを上限に使用してくださいというつくりになっています。

そう、あくまで15Aまでの使用になっているだけであって

たとえ一つのコンセントの許容電流15A以上流れたとしても

電源が切れるわけではなく、15A以上の電気を流し続けてしまうということです。



少し話はそれますが、なぜ15Aしか使えないのにブレーカーは20Aの回路になっているのかという疑問が出るかもしれませんので簡単に説明すると、

コンセントにもいくつかの種類があります。

普段、ありふれているコンセントは15Aの設計になっているタイプですが

20Aの電力を必要とする機器などがありますので、コンセントを変えれば20A用のコンセントにつなげることが出来ます。




では、コンセントが耐え切れない電気が流れた場合どうなると想像できますか?

ちなみにコンセントはほとんどプラスチック製のモノばかりです。

熱を帯び溶け始めるかもしれません。最悪の場合、火災につながることだっても考えられます。



これらが、たこ足配線が危ないと言われている所以です。



もし、たこ足じゃないとコンセントが足りないという場合は

スイッチがついているタイプのたこ足を使用し

使用していない場合はコンセントのスイッチをOFFにする方法も改善の一つだと思います


たこ足以外でも危ない使い方といわれているものも紹介しておきますので

これから季節が変わり乾燥しやすくなる季節が来ますので火災には気を付けましょう~!!


1.

テレビの繋がっているコンセントなど掃除が行き届いていない箇所などはホコリはたまっていませんか?

電気は火をおこします。ホコリがあれば引火しやすくなります。


2.

コードは束ねたまま使用していませんか?

電流で過熱し火災になる原因に繋がります。


3.

ケーブルは痛んでいませんか?電線が出ている場合や被膜が破れている場合速やかに買い替えてください。漏電する可能性があります。





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