前回では、サイバー攻撃を説明してきましたが
今回は、その抑止力となるウイルスソフトについて紹介していきます。
実際にパソコンではウイルスソフトをプリインストールして使用している方が大半かと思います。
今では、ノートン・マカフィー・ウイルスバスターなど様々なセキュリティソフトも出まわっており
価格帯もピンキリで無料から数千円を超えるソフトなど幅広く展開しています。
では、価格帯が違えば何が変わるのでしょうか。
ウイルスソフトは機器が便利になるようなツールでもなく、あくまで機器の保険みたいなものです。
しかしウイルスソフトを導入しているからと言って
絶対にウイルス感染しないというわけではありません。
その際、ウイルス感染によりサポートを受けることになった時、わからないことが出来た時など
いくら高いソフトを購入しても、アフターフォローの対応が悪ければ、嫌な気持ちになりますよね。
なのでサポートセンターの対応の面でもどのメーカーのウイルスソフトを選ぶかという性能面以外でも考えてもいいかもしれませんね!
最近のウイルスソフトでは、
・パソコン以外にもスマートフォンにも使えるという統合性
・機器の所持数に合ったインストール可能台数を選ぶ
・ウイルスソフトを導入する機器のスペックに応じた選択
・使用用途に応じた選択
・セキュリティの範囲
など様々な性能があることが金額帯の幅というわけです。
これらのように使用用途に沿った購入をお勧めします。
また、一概にウイルス検知方法はすべて同じというわけなく大きく分けて2パターンあります。
パターンマッチング方式
データベースを元に動作する方式です。
定期的な更新を行う必要性がありますが、誤検出が少ないのが特徴です。
既存のウイルスには強いですが、データのないウイルスに対しては検出できないので注意が必要です。
また、データを更新していくたびにデータの容量が大きくなっていくため容量の圧迫などがあげられます。
ヒューリステック式
プロフラムに怪しい動きがないか監視する方式です。
新しいものから既存のマルウェアなどにも対応しているソフトです。
データベースが存在しない為更新する必要が無く
プログラムの動作を監視しているため未知のマルウェアであっても検出できるという事が特徴です。
しかしデータベースがない為不審な動きをした場合安全なものでも誤ってセキュリティが作動するケースがあり注意が必要です。
これらのようにセキュリティソフトでも様々な用途、仕様があります。
ぜひセキュリティソフトを購入する際は参考の一つにしてみてください!!
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