話題の『悪夢のサブスク体験』ユーザーを騙すダークパターンとは!?
- 1 時間前
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皆さん、こんにちは。
突然ですが、皆さんは自分の「ネットリテラシー」に自信はありますか? 「怪しいボタンは押さない」「利用規約はちゃんと確認する」……。IT企業に勤める私たちなら、当然一般の方よりもトラップを見抜く力は高いはず。
……そう思っていた時期が、私にもありました。
先日、SNS等で話題のジョークWebアプリ『unhearable(アンヒアラブル)』に挑戦したのですが、結果から申し上げます。
見事に「カモ」です。

このサイトは、架空の音楽配信サービスのお試しサブスク登録の解約方法を通じて、悪質なサイトの仕掛けを学ぶというものです。 Unhearable
「まあ、こういうのは文字を隅々まで読めば余裕でしょ」
そう高を括ってスタート。
ふふん、この小さなグレーの文字が怪しい。
クリック。
おっ 早速解約できそうな雰囲気♪
っと、最初は順調でした。
見えずらいトリックをどんどん見破りタイルの画面にたどり着いたのですが、
クリック。。。。ダブルクリック。。。
何も起こらずに、時間ばかりが過ぎていく。。。。

だれかこの謎を解いてもらえませんか?

とうとう時間切れでサブスクリプションが開始。 完全敗北です。
とは言え、毎分500円の課金とは悪魔としか思えない。
ユーザーを騙す「ダークパターン」という手口
このように、ユーザーを騙して不利益な選択(意図しない課金やメルマガ登録など)をさせるWebデザインの手口を、業界では「ダークパターン」と呼びます。 私たちが日頃目指しているのは、誰もが迷わず快適に使えるサービスですが、世の中には「迷わせるために全力で計算された悪魔のデザイン」も存在するのです。悔しいかな、これも一つの行動経済学・心理学の応用なんですよね。
ネットに潜む「罠」をリアルに学べるおすすめサイト
こちらは、ECサイトやWebサービスでよく遭遇する悪質なデザインの手口を、シミュレーター形式で体験できるサイトです。
購入手続きの最後に、なぜか有料オプションが勝手にカゴに入っている
『あと5分で売り切れます!』とカウントダウンで焦らせてくる
解約しようとすると『本当にいいのですか?損しますよ』と羞恥心や罪悪感を植え付けてくる
といった、誰もが一度は「あ、これ見たことある!」となる定番の手口が網羅されています。 それぞれのパターンに対して「なぜこれがダメなのか」の解説もついているため、ネットリテラシーを高める教材としてもめちゃくちゃ優秀です。

ダークパターン体験ギャラリー
明日は我が身。騙されない目を養おう
『unhearable』や『ダークパターン体験ギャラリー』をやって痛感したのは、「人間は、焦ったり直感に頼ったりすると、色や形、過去の経験(緑は進む、右下は次へ、など)で勝手に指が動いてしまう」ということです。
私たちが普段、自社サービスを検証したり作ったりするときも、この「人間のクセ」を意識することはとても大切だな、と身に染みて学びました。(もちろん、私たちはユーザーをハッピーにするためにその心理を活かすわけですが!)
皆さんもぜひ、今回ご紹介したサイトで自分のリテラシーをテストしてみてください。 サブスクが無事解約できた方は、ぜひ私に教えて欲しいです……。


