OutlookのデータファイルがOneDriveへ移動になっての不具合と元に戻す方法
- info814005
- 10 分前
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最近、OneDriveの自動バックアップ設定が原因で、Outlookのデータファイル(PST/OST)が勝手にOneDrive配下へ移動されてしまうケースが増えています。
主な原因
OneDriveの「ドキュメント/デスクトップのバックアップ」が有効
Outlookのデータ保存先が「ドキュメント」フォルダ内だった
Windows初期設定やアップデート時にOneDrive連携が自動でON
発生する主な不具合
OutlookのデータファイルをOneDriveで同期すると、以下のような問題が起こりがちです。
よくある症状
Outlookが起動しない/起動が異常に遅い
「Outlookデータファイルにアクセスできません」というエラー
送受信エラーが頻発する
メールが消えた・表示されない
Outlookがフリーズする
「.pstはOneDrive上で使用できません」という警告
なぜ問題が起きるのか
OutlookのPST/OSTファイルは、
常時排他アクセス
高速なローカルディスクアクセス
を前提に作られており、クラウド同期(OneDrive)とは非常に相性が悪いためです。
Microsoft公式でも
OutlookのデータファイルをOneDriveなどのクラウド同期フォルダに置くことは非推奨とされています。
現在のOutlookデータファイルの保存場所を確認する方法
Outlookを起動
[ファイル] → [アカウント設定] → [アカウント設定]
[データファイル]タブ
ファイルのパスを確認
例:
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\ドキュメント\Outlook ファイル\xxxx.pst
↑ このようになっていれば要注意です。
不具合を解消する方法(元に戻す手順)
方法① Outlookデータファイルをローカルに戻す(推奨)
1. Outlookを完全に終了
タスクマネージャーで「OUTLOOK.EXE」が残っていないことを確認。
2. 保存先フォルダを作成
例:
C:\OutlookData
または
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Outlook
3. PSTファイルを移動
OneDrive配下にある .pst ファイルを上記のローカルフォルダへ 切り取り → 貼り付け
4. Outlookでデータファイルを再設定
Outlook起動
[ファイル] → [アカウント設定] → [データファイル]
古いパスのデータファイルを削除
[追加]から移動したPSTを指定
既定のデータファイルに設定
5. Outlook再起動
方法② OneDriveのバックアップ対象から除外する
OneDriveアイコン右クリック
[設定] → [同期とバックアップ]
「ドキュメント」バックアップをオフ
既にOneDriveに移動された場合は、ローカルへ戻す
※会社PCでは管理者制限がある場合があります。
再発防止のポイント
OutlookのPST/OSTは必ずローカルディスク
OneDriveで「ドキュメント同期」を使う場合
→ Outlookデータ保存先を明示的に変更
バックアップは
PSTを定期的にコピー
同期ではなく「バックアップ用途」にする
まとめ
OutlookのデータファイルとOneDrive同期は相性が悪い
不具合の原因は自動バックアップ設定
PSTはローカルへ戻すことでほぼ確実に改善
再発防止の設定も忘れずに

