モバイルバッテリーの爆発事故に注意!安全に使うためのポイント
- info814005
- 4 日前
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1. なぜモバイルバッテリーが爆発するのか?
モバイルバッテリーの多くは「リチウムイオン電池」を使用しています。この電池は高エネルギー密度で便利な反面、扱いを誤ると熱暴走(サーマルランアウェイ)を起こし、発火・爆発することがあります。
主な原因:
過充電/過放電
衝撃や落下による内部損傷
高温環境での使用や放置
不良品や粗悪な製品の使用
2. 実際に起きた爆発事故の事例
2023年、就寝中に充電していたモバイルバッテリーが発火。布団に燃え移り、軽度の火災に。
2024年、海外製の安価なモバイルバッテリーが爆発し、持ち主が軽傷。
👉 安さや容量に惹かれて無名メーカーの製品を買うのはリスク大です。
3. 安全なモバイルバッテリーの選び方
PSEマーク(日本国内の安全基準)を確認
有名メーカー製(Anker、ELECOM、RAVPowerなど)
レビューや評価のチェック
温度保護、過電流防止などの安全機能付き
4. 安全に使うためのポイント
✅ 過充電を避ける(寝る前の充電は要注意)
✅ 高温になる場所(車内など)に放置しない
✅ 変形や異常発熱があったらすぐ使用をやめる
✅ 専用のケーブル・充電器を使う
5. まとめ:便利さの裏に潜む危険を忘れずに!
モバイルバッテリーは現代生活の必需品ですが、誤った使い方や粗悪な製品には危険が伴います。日常の中で少しの注意を払うだけで、事故のリスクを大きく減らすことができます。
それでは火災保険や損害保険でカバーされるか?
🔥【火災保険】でカバーされるケース
火災保険は「火災」や「破裂・爆発」などによる損害を補償する商品が多いため、以下の条件に当てはまれば補償される可能性があります。
✅ 補償される可能性が高い例:
自宅内でモバイルバッテリーが爆発し、火災が発生して建物や家財に損害が出た。
爆発や火災によって、家具・家電・壁などに損害が生じた。
❌ 補償されにくいケース:
故意や重大な過失(例:メーカーの取扱説明書を無視した使用)があった場合。
モバイルバッテリーのみが壊れただけ(他に損害がない)。
📦【動産総合保険・家財保険】などで補償される場合
火災保険とは別に、家財(動産)に対する保険が付帯している場合、以下も補償対象になることがあります。
モバイルバッテリーの爆発でスマートフォンやパソコンが壊れた
近くにあったテレビや家具に損傷が出た
🚗【自動車保険】での対応(もし車内で爆発した場合)
車内でモバイルバッテリーが爆発して車が損害を受けた場合、以下の保険が関係します。
車両保険(オプション):爆発や火災による損害も補償される契約であれば対象になることが多いです。
保険金請求時の注意点
損害の写真や状況の記録
火災原因の証明(消防の報告書など)
警察・消防への通報記録
✅ まとめ
シチュエーション | 補償される可能性 |
自宅内で火災が発生し建物・家財に損害 | 高い(火災保険) |
バッテリーだけ壊れた | 低い(通常は対象外) |
火災により他の家電が損傷 | 高い(家財保険) |
車内で爆発し車に被害 | 車両保険で対応可能な場合あり |
🔋 モバイルバッテリーの正しい処分方法
① 家電量販店などの回収ボックスを利用する
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ケーズデンキなどの家電量販店には、「小型充電式電池リサイクルボックス」が設置されていることがあります。
「JBRC(一般社団法人JBRC)」に加盟している店舗が対象です。
モバイルバッテリーに「リサイクルマーク(スリーアロー)」がある場合は、回収可能です。
🔎 JBRCの回収協力店検索ページ(https://www.jbrc.com)
② 自治体の回収ルールを確認する
自治体によっては、小型家電リサイクルの一環でモバイルバッテリーを回収しています。
一般ゴミや不燃ゴミに出すのは NG。火災の原因になることがあります。
お住まいの市区町村のホームページで「モバイルバッテリー 処分」「小型家電 回収」などと検索して確認してください。
③ メーカーや販売店の回収サービスを利用する
一部のメーカーや通販業者(例:Anker、Amazonなど)では、不要になったバッテリーの回収サービスを提供しています。
製品購入時の保証書や案内を確認してみてください。
❌ 絶対にやってはいけない処分方法
燃えるゴミ、不燃ごみ、粗大ごみとして出す
火のそばに放置する
分解・破壊する
✅ ポイントまとめ
方法 | 手軽さ | 安全性 |
家電量販店での回収 | ◎ | ◎ |
自治体の小型家電回収 | 〇 | ◎ |
メーカーの回収 | △ | ◎ |
一般ゴミとして出す | ❌ | ❌(危険) |