Wi-Fi規格(Wi-Fi 4/5/6/6E/7)の違いと選び方
- info814005
- 8月21日
- 読了時間: 2分
「Wi-Fi 6対応ルーター」や「Wi-Fi 7対応スマホ」など、最近よく耳にする“Wi-Fi規格”。
でも実際に 何が違うのか、どれを選べばいいのか、わかりにくいですよね。
この記事では、家庭用ルーター選びに役立つように、
Wi-Fiの進化とあわせてプロバイダの“v6プラス” にも触れてみます。
✅ Wi-Fi規格の進化まとめ
規格名 | 呼び名 | 最大速度(理論値) | 特徴 |
Wi-Fi 4 | IEEE 802.11n | 約600Mbps | 古い規格。現在は非推奨 |
Wi-Fi 5 | IEEE 802.11ac | 約6.9Gbps | 普及規格。4K動画も快適 |
Wi-Fi 6 | IEEE 802.11ax | 約9.6Gbps | 混雑に強く、同時接続に最適 |
Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6の拡張版 | 約9.6Gbps | 6GHz帯を利用、干渉が少ない |
Wi-Fi 7 | IEEE 802.11be | 最大46Gbps | 最新規格。高速+低遅延 |
🌐 プロバイダの「v6プラス」にも注目
最近のネット回線では「v6プラス」という仕組みがよく使われています。
これは IPv6をベースにした新しい接続方式(IPoE方式) で、従来の「PPPoE方式」に比べて
混雑に強く、夜間でも速度が落ちにくいのが特徴です。
動画視聴やオンラインゲームが安定しやすい
Wi-Fi規格と合わせて利用するとより快適
対応ルーターが必要(Wi-Fi 6ルーターなら多くが対応済み)
つまり「速いWi-Fi規格のルーター」を選んでも、回線側が混雑していると本領を発揮できません。
そこで “Wi-Fi 6以上のルーター × v6プラス対応回線” が、今の家庭用ネット環境のおすすめセットです。
🏠 家庭用ルーターを選ぶポイント
Wi-Fi 5でも十分? 動画視聴や日常利用ならまだ現役。ただし新規購入ならWi-Fi 6以上がおすすめ。
Wi-Fi 6はバランスが良い スマホ・PCの多台数接続に強く、家庭用ルーターの定番。
Wi-Fi 6Eは今後に期待 6GHz帯が使えるが、対応機器がまだ少なめ。将来性重視の人向け。
Wi-Fi 7はこれからの主流 対応機器はまだ少ないが、数年先を見越すなら検討の価値あり。
🎯 まとめ
ルーター選びは「Wi-Fi規格」+「回線方式」の両方が大事
日常利用なら Wi-Fi 6ルーター+v6プラス対応回線 がおすすめ
将来性を重視するなら Wi-Fi 6EやWi-Fi 7対応機器 を検討
古いWi-Fi 4や5のルーターは買い替え推奨
快適なネット環境は「ルーター」と「回線」の組み合わせで決まります。
ぜひ自宅の利用状況に合わせて、最適なWi-Fi規格と接続方式を選んでくださいね。
