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kintoneでドロップダウンに連動して定型分を文字列フィールドにコピーする方法

kintoneを利用していく上で、可能な限り入力の手間を省くことは、ユーザーへの入力促進や記入ミスなどを防ぐ上でも最重要課題となります。


ある程度入力する項目が決まっていて、その内容が大項目・小項目に分けられる場合、ドロップダウンを連動させた絞り込み機能を実現することができます。


今回はkintone公式にあるライブラリを使ってドロップダウンの絞り込み機能を実装し、さらに文字列フィールドにドロップダウンで選択された内容をコピーする方法を紹介します。


まず、下記ページを参考に連動するドロップダウンを作成します。


【kintone UI Component v1を使って動的ドロップダウンを作成しよう!】


食品の「種別」と「種類」を用いた、簡単なサンプルを作ってみました。

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大項目「種別」で「和食」を選択すると、小項目「種別」に和食の一覧が絞り込みされます。


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「洋食」を選択すれば、もちろん「種類」には洋食の一覧が表示されます。


さらに使い勝手を上げるため、下記URLを参考に小項目を選択した時にその値が「食品」フィールドへ自動コピーされるようなスクリプトを実装します。


【文字列(複数行)に指定したフィールドの値をコピーする方法をご紹介】


小項目「種類」を選択すると、自動的に「食品」フィールドにその値がコピーされます。


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いかがでしょうか。今回はシンプルなサンプルでしたが、アイディア次第でkintoneの利便性がかなり高まるカスタマイズではないでしょうか。


今回はコピー先に「文字列(一行)」フィールドを利用していますが、「文字列(複数)」フィールドにも対応可能なので、定型分が決まっている報告書などにも利用できると思います。


例えば、不動産会社様が、借主様からの依頼やクレームを受けた場合。

種別に「電灯」「駐車場」などをセットし、その選択によって「XXアパートのXX号室前の電球を交換」「XXアパートのXX号室用駐車場への違法駐車対応」などの対応を絞り込み、文字列フィールドにコピーされた内容を修正することで、報告の手間が大幅に削減される、など可能性は無限大です。


kintoneの魅力は、お客様のご要望に合った細かいカスタマイズが可能なところです。

紙媒体やエクセルでの管理から脱却したい...今使っているシステムは、便利だが自社の業態に合わない部分がある...などのお悩みがあれば、ぜひハンジャ・ネットワークスへご相談ください!


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